「酸性縮毛矯正」という言葉を聞いたことはありますか?従来の縮毛矯正と何が違うのか、どんな人に向いているのかを、専門美容師の視点でわかりやすく解説します。
縮毛矯正の「アルカリ性」と「酸性」の違い
従来の縮毛矯正は「アルカリ性」の薬剤を使います。アルカリ性の薬剤はキューティクルを大きく開いて髪の内部に作用するため、強いくせ毛にも効果が出やすい反面、ダメージが大きくなりやすいという側面がありました。
一方、「酸性縮毛矯正」は弱酸性〜中性域の薬剤を使います。髪本来のpHに近い領域で作用するため、キューティクルへの負担が少なく、柔らかい仕上がりが期待できるのが特徴です。
アルカリ性 vs 酸性 比較表
| アルカリ縮毛矯正(従来) | 酸性縮毛矯正 | |
|---|---|---|
| 薬剤のpH | アルカリ性(pH9〜11程度) | 弱酸性〜中性(pH4〜7程度) |
| くせへの効果 | 強いくせ毛にも対応しやすい | 中〜弱程度のくせに向く |
| ダメージ | 比較的大きい | 少ない(髪への負担を軽減しやすい) |
| 仕上がりの質感 | しっかりストレート | 柔らかく自然な仕上がり |
| 施術時間 | 標準的 | やや長くなる場合がある |
| 向いている人 | 強いくせ毛・ボリュームを抑えたい | ダメージが気になる・自然な仕上がりにしたい |
酸性縮毛矯正のメリット
① 髪への負担が少ない
アルカリ剤を使わないため、キューティクルへの負担が少なく、施術後もツヤのある柔らかい髪に仕上がりやすいと感じる方が多いです。繰り返しかけてもダメージが蓄積しにくいのが大きな利点です。
② 自然な動きが出やすい
「ザ・ストレート」というより、まとまりながらも柔らかな動きが残ります。「縮毛矯正をかけたとわからないくらい自然に仕上げたい」という方に向いています。
③ カラーへの影響が少ない
アルカリ剤を使わないため、カラーリングした髪の色落ちが起きにくいと感じる方が多いです。カラーと縮毛矯正を両立したい方に特に向いています。
酸性縮毛矯正のデメリット・注意点
酸性縮毛矯正は万能ではありません。強いくせ毛・太くて硬い髪質の方には、アルカリ性の薬剤の方が効果が出やすいケースがあります。また、技術難易度が高いため、美容師の経験と知識が仕上がりに大きく影響します。
「酸性縮毛矯正が自分に向いているか」は、髪質を実際に確認しながら判断する必要があります。カウンセリングでしっかり相談しましょう。
フェルマータでの対応について
フェルマータでは、お客様の髪質・くせの強さ・ダメージ状態を確認した上で、アルカリ性・酸性どちらの施術が最適かをご提案しています。「酸性縮毛矯正に興味がある」「今の縮毛矯正のダメージが気になる」という方は、まずLINEでご相談ください。
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